課題解決のためのドリカムマップ
城南高校では、SSHを通して、全教科・科目の授業で「探究的な活動」や「協力して行う活動」を積極的に行っています。これらの活動を組織的・系統的にまとめたものを「課題解決のためのドリカムマップ」といいます。これにより、課題研究を行うための基礎力である課題を発見する力や解決する力、思考力・判断力・表現力、コミュニケーション能力などの育成を目指しています。以下はこれまでに行った内容の紹介です。
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令和2年度の実施内容 ■ [数学Ⅰ]
〇「二次関数」(1年7月)
課題から条件に合うグラフを予想し、その後互いに意見を確認しあって、検討しました。
理解できていない部分を確認したり教え合ったりするなどして、主体的・協働的に課題を解決しました。 [数学Ⅰ] 〇「図形と数量」(1年10月)
立体とそれに内接する体積の比と表面積の比の関係を、三角柱と正四面体で実際に体積と表面積を計算して比べることで考察しました。また他の立体ではどうなるか予想し、実際に計算して検証しました。 [数学Ⅱ]
〇「式と証明」(1年11月)
2つの数の相加平均と相乗平均の値を求めて表にまとめ、2つの数の値の関係を予想しました。ノートを書画カメラで映して解答例を確認することで、自分の解答と他者の解答を比べて考察しました。
[コミュニケーション英語Ⅰ]
〇「即興型英語ディベート」(1年12月)
Support sentencesの内容を「現状」、「論題採択後の変化」、「当事者の思い」に分けて説明し、論題を多角的にとらえることで、より客観性の高い「立論」「反論」を行うようにしました。
[コミュニケーション英語Ⅰ]
〇「即興型英語ディベート」(1年2月)
実際に即興型英語ディベートのJudgeの役割を経験することで、議論を整理し、肯定側、否定側の意見の妥当性を客観的に判断し、論理的思考力を養いました。
[SS情報統計]
〇「情報処理の工夫」(1年2月)
WordとExcelの基本操作を学んだ後に、関数の適切な使用方法について学びました。福岡県の気象データをそれぞれで調べ、これまでに扱ってきた表計算ソフトを用いて統計分析を行いました
令和元年度1学期の実施内容
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【国語・現代文】
●「山月記」(2年7月)
3つのグループに分かれて、「なぜ李徴が故郷に戻ったのか」「なぜ李徴は虎になったのか」「物語の結末を変えるとしたらどのようにするか」についてまなボードを使いながら討論しました。 |
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【外国語・コミュニケーション英語Ⅰ】
●「Animal Emotions」(1年5月)
ある科学者がザトウクジラを救った後にザトウクジラが人間に対して示した行動の実際の映像を見せた後に、動物は人間と同じように感情を持っているかどうかについてグループで討論をしました。 |
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【外国語・コミュニケーション英語Ⅰ】
●「One Ocean, One People」(1年6月)
本文で使われている前置詞のイメージをグループで考えました。前置詞のイメージを載せたカードとまなボードを活用して、それぞれの前置詞のイメージを掴み、本文の内容理解を深めました。 |
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【外国語・コミュニケーション英語Ⅰ】
●「Landfill Harmonic」(1年6月)
本文に登場する人物2人それぞれの立場からの再話活動を行いました。グループで登場人物の気持ちを考え再話の中に組み込んで発表した上で、本人たちのインタビューを見ることで、より対話的に学びを深めました。 |
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【外国語・コミュニケーション英語Ⅰ】
●「即興型英語ディベート」(1年7月)
英語の授業において即興型英語ディベートを行っています。7月には「救急車を有料化すべきである」や「夏季休暇は南国で過ごすべきだ」等のテーマでディベートを行いました。 |
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【理科・SS地球科学】
●「探究活動1」(1年6月)
記録タイマーによる重力加速度の実験をグループに別に行い、実験の方法や誤差の原因などをグループで議論しました。
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【情報・SS情報統計】
●「プレゼンテーション」(2年5~7月)
情報モラルをテーマにしたプレゼンテーションをプランニングから発表・評価まで全6回の授業を通して行いました。一連の活動を通して、よいプレゼンテーションとは何かを考え、討議しました。 |
平成30年度の実施内容
昨年度までの取り組みまとめ
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