福岡県立城南高等学校

スーパーサイエンスハイスクール

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第2学年 理数コース 学校設定科目「理数ゼミⅡ」について

 本校理数コースでは、学校設定科目として「理数ゼミ」が実施されています。この科目の目的は、探究の方法を観察・実験・実習を通して習得すること、また、これらを通して科学的・創造的思考力を養うこと。さらに様々な問題を主体的に解決しようとする「実践的な態度」を育むことです。以下に各学年の理数ゼミの様子を紹介します。

 2年の理数ゼミⅡの授業では、1年次の基礎実習で学んだことを土台とし、課題研究に取り組みます。現在は、研究テーマの設定に向け、各々が関心を抱いていることについて調べたり、実験したりしています。今後は大学の先生方にご指導・ご助言をいただきながら予備実験を重ね、研究内容・方法をより詳細に決定していきます。


                        

                   ちりめんじゃこに含まれる魚類を分類中(2年)




















第2学年 理数ゼミ・ESD探究中間発表について

下記の日程で、令和4年度「理数ゼミ」「ESD探究」中間発表会を実施しました。

    令和4年12月15日(木)13:00~15:15

本年度ESD探究における課題研究は、以下の9つの傘に分かれ、班ごとに研究に取り組んでいます。

     傘2  「見る・見せる 」    傘3 「動かす・止める」   4  「影響する・伝える 」  

     傘5 「聴く・聞こえる」   傘6  「繋ぐ・支える」       「育てる・育む」 

     傘8  「分ける・分かつ」       「分ける・分かつ」      傘10「変える・転じる」

クラスを超えた班員で、お互いの興味や疑問から問い立てを行い、3回のフィールドワークを経て、本日に至りました。各班幾多の紆余曲折がありましたが、一人一人が責任をもって発表できたと思います。SSH運営指導委員や第一薬科大学の先生、他校の教員など様々な方々からの多くのアドバイスを頂くことができました。

3年生も2年生の発表に対して様々な指摘をしつつ、温かく見守ってくれており、充実した時間になりました。改善すべき点がたくさん見つかりましたので、コメントのアドバイスなどを取り入れて、さらに良い研究に繋げていくつもりです。1年生も「来年は自分たちの番だ!」という意識が高まったようで、3学期のESD探究を、これまで以上に頑張っていくことを確信しています。

         


          
        
 理数コースで実施している理数ゼミでは,物理・化学・情報の3分野に別れ,左記の12テーマで研究発表を行いました。今回頂いたアドバイスをもとに、より深い研究に取り組んでいきます。生徒たちは初めての発表会で緊張しつつも、研究した成果を発信することができ、充実した時間にすることができた様子でした。

       理数コースの研究テーマ 

分野

研究テーマ

物理

防音素材の性能と音源からの距離の関係

画鋲が上を向く確率とそれを決める要因

飛行機の羽の面積と飛行距離

化学

金属の冷間圧接

ミカン電池

チョークで土壌改良

ガラスで視える環境指標

日焼け止めクリームの効果的な塗り方

情報

落ち物パズルの作成

カウンセリング対話AIの製作

Pythonを用いて方程式を解く

QRコードの仕組みについて

















































令和4年度 数コース 学校設定科目 「理数ゼミⅠ・Ⅱ・Ⅲ」について

本校理数コースでは、学校設定科目として「理数ゼミ」が実施されています。この科目の目的は、探究の方法を観察・実験・実習を通して習得すること、また、これらを通して科学的・創造的思考力を養うこと。さらに様々な問題を主体的に解決しようとする「実践的な態度」を育むことです。以下に各学年の理数ゼミの様子を紹介します。

1年の理数ゼミの授業では、2年次で行う課題研究に向けた基礎実験を行っています。エクセルでの表計算演習、実験の基本操作、実験器具の使い方など、課題研究を進めていく際に必要となるスキルの習得を目指しています。

 2年の理数ゼミの授業では、1年次の基礎実習を土台として研究課題の設定に取り組んでいます。今後は大学の先生方からご指導やご助言をいただきながら予備実験を重ね、研究内容や研究方法をより詳細に決定していく予定です。

 3年の理数ゼミⅢの授業では、昨年度の中間発表を経て、更なる研究の改善やデータ収集のための追実験に取り組んでいます。また、6月に行われる発表会に向けて、ポスター作成や発表準備を進めています。今後は、研究論文を完成させ、外部のコンテストに応募する予定です。


              

   化学の計算に取り組む様子(1年)    紙の吸音の実験(2年)     論文作成の様子(3年) 









































第2学年 理数ゼミ・ESD探究 中間発表


下記の日程で、令和3年度「理数ゼミ」「ESD探究」中間発表会を実施しました。

   令和3年12月16日(木)13:00~15:15

本年度ESD探究における課題研究は、以下の9つの傘に分かれ、班ごとに研究に取り組んでいます。

傘2❝ Engineering ❞  傘3❝ Education ❞  4❝ Motion ❞  傘5❝ Ecology ❞ & ❝ Economy ❞ 

傘6・7❝ Life ❞ 傘8・9❝ Culture ❞ 10❝ Health ❞

これまで班ごとに実施してきた課題研究を他の班の2年生や本校1・3年生、本校の先生はもちろん、他の高校や大学の先生方に向けて発表を行いました。限られた時間の中、班員で協力し、頑張って進めてきた研究・調査を報告することができました。SSH運営指導委員や第一薬科大学の先生から頂いた多くのアドバイスのお陰で改善すべき点がたくさん見つかりました。頂いたコメントを取り入れ、さらに良い研究に繋げていくつもりです。

1年生も「来年は自分たちの番だ!」という意識が高まったようで、3学期のESD探究を、これまで以上に頑張っていくことを確信します。

3年生の一部の生徒がアドバイザーとして参加しましたが、研究を経験した先輩としてのコメントが多く、大変ありがたいものでした。

 理数コースは、以下の全12タイトルの発表を行いました。研究内容を人前で発表することで、改めて研究内容が整理され、様々なアドバイスをもとに研究をさらに発展させる非常に良い機会となりました。

情報分野

共起ネットワークによるヒット曲の分析

正弦波を用いた音の合成

セ・リーグのDH制を統計学で見る

物理分野

パスタを折る速さと折り方による折れる本数の違い

偏光板と光の関係

Unityを用いた高潮避難におけるリードタイムの検討

化学分野

各尾tyにおけるビタミンCの含有量の違い

化粧品の秘密を暴け

粘度測定による液体の品質評価方法の模索

生物分野

福岡市の湿地帯生物~大都会に生きる希少生物と危機~

ヒドラに適した飼育液KCaMgに着目して~

本校における感染症対策の有用性~消毒と細菌の関係に着目して~              


   中間発表の様子                                     




令和3年度 数コース 学校設定科目

理数ゼミⅠ・Ⅱについて

本校理数コースでは、学校設定科目として「理数ゼミ」が実施されています。この科目の目的は、探究の方法を観察・実験・実習を通して習得すること、また、これらを通して科学的・創造的思考力を養うこと、さらに様々な問題を主体的に解決しようとする「実践的な態度」を育むことです。以下に各学年の理数ゼミの様子を紹介します。

1学年理数コースでは2年次で行う課題研究に向けた基礎実験を行っています。ノギスを用いての測定やエクセルでの表計算演習、実験器具の基本操作の習得など課題研究に必要となるスキルの習得を目指しています。

 2学年理数コースでは、大学の先生方からのご指導やご助言をいただきながら、研究課題の設定に取り組んでいます。今後は、各班の課題研究の指標となる大学の研究室訪問を計画しており、研究内容や方法を決定していく予定です。

 3学年理数コースでは、昨年度実施した「先端技術体験講座」の内容を英語で発表する準備をしています。研究内容はもちろんのこと、その内容を英語で発表するには、高度な知識、豊かな表現力が必要です。これまでの探究活動を活かし、各班協力して、発表練習に取り組んでいます。


      

 基礎実験(化学編)の様子(1年) バイオディーゼル燃料の実験(2年)英語の発表練習の様子(3年)






理数ゼミⅠ(第2学年)


令和元年度
理数コース2年  第8回生徒研究成果合同発表会への参加

 令和2年2月2日(日)に、東京都新宿区にある東京都立戸山高等学校で行われた生徒研究成果合同発表会に理数コース2年の生徒12名が参加しました。理数ゼミにおいて研究した内容をポスター発表させていただきました。


 大学の先生方をはじめ、多くの指導助言者の方も来られていて、たくさんのご指摘やアドバイスをいただくことができました。また、全国から参加している高校生のポスター発表や口頭発表を聞くことができ、生徒たちにとって大変有意義な1日でした。今日の経験を次の校内発表会(3月6日)に生かせるように、発表内容を見直し、理解を深めていきたいと生徒たちの意欲が増していました。


参加班発表内容

 「加熱表面と熱流束」


 「ダイヤモンドを表面装飾し溶媒との親和性を検討する」


 「小型風力発電機による発電効率の研究」


 「高エネルギー粒子が彩る宇宙」



 

平成30年度
理数コース「海洋生物観察実習」および「先端技術体験講座」合同発表会


平成31年3月15日(金)、本校の視聴覚教室および講義室3で1,2年生理数コースの合同発表会を行いました。
理数コースの1年生は「海洋生物観察実習」、理数コースの2年生は、「先端技術体験講座」の実験や実習を通して、学んだ内容をポスターにまとめ、ポスターセッション方式での発表を行いました。

発表の演題は以下の通りです。

(海洋生物観察実習(1年1組))
1班 ドローン空撮における撮影条件の検討~ドローンの可能性~
2班 甲突川の生き物はどこを好む?
3班 鮮度で魚肉の色が変わるのはなぜか
4班 陸上閉鎖循環型養殖~DHSを用いたアンモニア除去~
5班 定量PCR法を用いた赤潮藻類の個体数の測定

(先端技術体験講座(2年1組))
1班 空から降り注ぐμ粒子~物質透過による内部構造の観測~
2班 磁石に花形模様!?~磁石の模様と磁化方向の関係~
3班 触媒で地球を守ろう protect the earth by miracle powder
4班 全固体リチウムイオン二次電池用部材のイオンの動きを測る―固体中のLiイオンの動く速さを評価しよう―
5班 水素照射実験による核融合炉に適した金属の調査
6班 地球温暖化の救世主プラズマ~プラズマを用いた二酸化炭素の分解~
7班 スペースデブリの観測・追跡・回収とビジネスへの挑戦!
8班 二重振り子のランダム性の検証

 1年生は5班、2年生は8班に分かれ、全部で13班のポスター発表を約70分間行いました。
 お世話になった九州大学の先生方11名と鹿児島大学水産学部の先生方2名をお迎えして、また保護者の皆様にも来て頂いて、発表を聞いていただきました。

 どの班の生徒たちも、実に生き生きと発表しており、これまで大学の先生方のご指導のもと、班員と協力して試行錯誤して考察してきたことを自信を持って発表できていました。
 1,2年生それぞれ最優秀賞、優秀賞、オーディエンス賞が決まりましたが、生徒たちは全員充実した顔で発表会を終えていました。
 この活動を通して、一人一人がひとまわり成長することができたと感じます。
 ご指導いただいた九州大学工学部エネルギー科学科の先生方、鹿児島大学水産学部の先生方、本当にありがとうございました。

表彰の結果は以下の通りです。

 2年生
 最優秀賞(大学の先生方が審査)
   2班 磁石に花形模様!?~磁石の模様と磁化方向の関係~


 優秀賞(大学の先生方が審査)
   8班 二重振り子のランダム性の検証


 オーディエンス賞(保護者の方、本校職員、理数コース1,2年生の生徒が審査)
   3班 触媒で地球を守ろう protect the earth by miracle powder


 1年生
 最優秀賞
   4班 陸上閉鎖循環型養殖~DHSを用いたアンモニア除去~


 優秀賞
   1班 ドローン空撮における撮影条件の検討~ドローンの可能性~


 オーディエンス賞
   3班 鮮度で魚肉の色が変わるのはなぜか



 ご来場いただいた先生方、保護者の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。

 

 

平成30年度 理数ゼミⅠ(理数コース1年)

本年度の1年理数ゼミⅠの内容です。

【物理分野】
測定値の処理と有効数字
ノギスの使用
振り子の周期の測定
グラフの作成とデータ処理

    

【化学分野】
硫黄の同素体の作成
正確な濃度の溶液を作ろう
酸・塩基の希釈によるpH変化と指示薬
有機化合物の合成
(6,6-ナイロン、酢酸を主とした2種のアルコールとのエステル合成)

    

【生物分野】
光学顕微鏡による細胞の観察
ミクロメーターの使い方
体細胞分裂の観察
DNAの抽出

    

【数学分野】
基本作図
三角形の5つの”心”
正多角形の作図
トランプマジックに隠れた数学1


実習内容をもとに、11月に実施される「海洋生物観察実習」のフィールドワークに活かしていきます。


平成30年度 理数ゼミⅠ(理数コース2年)

2年理数ゼミⅠでは、九州大学工学部エネルギー工学科と連携し、「先端技術体験講座」として以下のテーマで調査研究を実施しています。12月と3月に研究発表会を実施予定です。

本年度テーマ一覧
ミュー粒子を測ろう
顕微鏡で調べよう!磁石が示す“花形模様”
環境を守るための賢者の石「触媒」
次世代の電池“全固体Liイオン二次電池”
―固体中のLiイオンの動く速さを評価しよう―
―核融合炉材料―耐熱金属への水素照射
放電プラズマと光を用いた環境改善技術
プラズマを使おう
ランダムな現象を見つけよう


→先端技術体験講座へ
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