福岡県立城南高等学校

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平成30年度  福岡県立城南高等学校  第53回卒業証書授与式


第53期生 学年団(正・副担任、学年所属職員)

  

校長式辞




 やわらかな早春の日差しを浴びて明日への希望が膨らむ今日の佳き日、福岡県教育委員会をはじめ多数の御来賓・保護者の皆様の御臨席を賜り、ここに福岡県立城南高等学校第五十三回卒業証書授与式をかくも盛大に挙行できます事を厚く御礼申し上げます。
 ただ今、三百九十三名の卒業生に対しまして本校における教育課程を修了したことのの証(あかし)として栄(は)えある卒業証書を授与致しました。
 
 保護者の皆様、本日のお子様の御卒業、誠におめでとうございます。
 ただ今の担任の呼名に凛として応えるわが子の成長した姿に、子育ての大変さとそれを遥かに上回る喜びとを、存分に味わってこられた十八年間の日々を思い出しながら「生まれてきてくれてありがとう。ここまで育ってくれてありがとう」と心の中で呼びかけていらっしゃる皆様方の万感迫る想いが、ここ壇上まで伝わって来るようです。
 あらためてお子様が本日卒業の日を迎えられましたこと心よりお祝い申し上げます。
 これまで3年間、本校の教育理念と教育活動にご理解とご協力、物心両面にわたるご支援を賜りましたことに、教職員を代表して深く感謝申し上げます。

 卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。心から祝福の意を表します。
  卒業生の皆さんと、三年生の先生方、友人達の間には、苦楽をともにした者達だけが共有できる何かが今静かに流れています。
 毎日懸命に取り組んだ授業と課外、寒い日も廊下の自習用の机で勉強したこと、仲間とともに切磋琢磨し、互いに高め合った部活動や生徒会活動、全校が一つになった体育大会や城南祭、送別会。更には修学旅行や課題研究の発表会。
 今日は、この3年間頑張ってきた自分を存分にほめてください。
 同時に、ご指導いただいた先生方、ともに過ごした友人たち、先輩後輩、そして支えて続けてくれた家族へ、感謝の気持ちを言葉に表してください。
 
 さて、今、皆さんが飛び立とうとしている社会は、第四次産業革命とも言われるAIの急速な進化など、技術革新が目覚しく進展・普及し、超スマート社会「Society 5.0」が到来しつつあります。それに伴い、人の働き方や生き方を含めた社会全体の構造までもが激しく加速度的に変化しつつあります。具体的にどのように変わっていくのか、その変化のスピードや姿は誰にも予測することはできません。
 そんなこれからの社会で、皆さん一人一人が自分の人生を切り拓いて行くために、旅立ちの餞として三つのことを話したいと思います。 

 一つ目はもちろん城南高校の校訓「進取・明朗・端正であれ」ということです。
 進取、Always looking forward.常に先を見る、先駆ける。新しいことに果敢にチャレンジする。                                                                   
 明朗、新しいチャレンジに失敗は付き物。「失敗おめでとう」と、明るく笑い飛ばして、次はどうやればうまくいくかをまた考える。
 端正、最後まで粘り、きちんとやりぬく。
  これからの人生、この進取 明朗 端正のサイクルをまわし続けていくことです。
 もちろん、うまくいく日ばかりではありません、苦しい時は必ずあります。そんな時は「進取 明朗 端正」と声に出して言ってみてください。そして、今の自分が、進取であるか、明朗であるか、端正であるか、自分に問いかけてください。この三年間、皆さんの心と体にしみこんでいったこの校訓が、皆さんに、人生の山や坂を乗り越える勇気を必ず与えてくれると信じます。

二つ目は「一生、学び続ける人であれ」ということです。
 人生100年時代と言われています。一人の人間が1世紀を生きる時代ということです。
100年生きるとはどういうことでしょうか?
 今から100年前といえば1919年、大正8年です。日本が、第一次大戦が終わって国際連盟に加入した頃です。その後、関東大震災から、昭和の64年を経て、平成23年の東日本大震災までの転変が自分の一生のうちに起こるということです。価値観も社会構造も自分の人生も変化し続けます。
 ましてやこの高度な技術革新の時代、新しい価値が次から次に押し寄せてきます。
 それを学び、常に自分自身をアップデート、更新していかなければなりません。そのアップデートが「学び」です。人生は変化の連続ですから学びはいくつになっても続きます。
 同じ変化するなら、その変化そのものを楽しみ、新しいことを取り入れるために、一生学び続ける人であってほしいと願います。

三つ目は「未来の創り手であれ」ということです。 
 「出藍の誉れ」という故事成語を学んだと思います。「青は藍より出でて藍より青し」
いつの時代も、古い世代に育てられながらも、若い世代が、大人の描く価値観を乗り越えて成長し、精神的に自立し、自らが求める社会を自分達で創り出していくようになる。そのことを古い世代も自らの誇りとする。それこそが社会の望ましい発展であり期待される進歩です。
 皆さんが私達を越えていき、自分達の望むような未来を創り出し実現していくこと、そのことを一心に願います。
 変化の激しい時代であるということは、それだけ自分達で未来を創り出すチャンスにあふれているということです。
  どんな未来を創り出していくべきか、答えがどこかにある訳でも、誰からか答を与えられる訳でもありません。その答えは自らが仲間と協力し、お互いに助け合い、試行錯誤しながら、自分達の納得する集合知を創りだしていくものです。どうぞ自分達の希望する社会を実現させる「未来の創り手」であってほしいと思います。

 ここ城南に3年間の時満ちて、いよいよ旅立ちの時がやってきました。
 皆さんの未来は皆さん自身が創ります。今年の創立記念式典の日の講演会で、本校理数コースの卒業生真鍋君は「自分の人生を何に使うか」と皆さんに問いかけました。誰のものでもない、一度しかない自分の人生を何に使うべきか、その答えを一生をかけて出してほしいと思います。城南高校は永遠に皆さんを応援しています。
 皆さん一人一人が、世界に一つだけの自分の幸せの花を咲かせられんことを祈念し式辞といたします。


                                     平成三十一年三月一日       
                                                    福岡県立城南高等学校長   
                                                                   和田美千代

 

 

 

 卒業証書授与 

在校生代表送辞



 





卒業生代表答辞

卒業記念品目録贈呈 





 

  

 

各クラス最後のホームルームの様子

 
 

 


 


 


 

 

   

   

   

   



































 

 

 

 



 


 


 


 

 


 


 

 

 


 

     
     


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