令和3年度 第1学年 ESD探究 「地域探究活動」について
11月10日(火)に課題解決の手法を学ぶことを目的として、企業訪問を実施しました。この活動は、事前に各企業課題について、班で解決策を考案し、実際にその企業で(一部はオンラインで)発表するというものでした。事前準備で、生徒は担当の企業についてインターネットで調べ、与えられた課題をどのように解決するかを活発に議論しました。宅配業者の再配達の手間を減らすための「再配達チップ制度」や、タクシーの新たなサービスとして移動中に勉強できる「勉強タクシー」など、高校生ならではのユニークなアイディアを考案していました。
訪問先ではそれぞれの仕事内容や他の企業とのつながり、各企業が行っている地域貢献等について講義を聞きました。中には実際にアプリを作ったり、子どもたちと触れ合ったりした生徒もおり、みな積極的に取り組んでいたようです。また生徒が自分たちの解決策を提案する場面では、緊張しながらも大人相手に最後まで堂々と発表していました。生徒の感想には「実際にその業界の仕事を見せてもらって、興味がわいた。」「自分たちのプレゼンテーションについて、様々な観点から指摘をされた。企業の方はすごい。」など、学校内では経験できない貴重な体験ができたようです。
この後は企業の方からのアドバイスをもとに、自分たちの提案を見直し、新しい提案を考えてもらいます。そしてそれらを生徒同士で共有するための報告会を実施する予定です。

企業の方へ発表しています 新しいアプリを製作中
令和3年度 第1学年 ESD探究 「クリエーター体験講座」実施!
第1学年の学校設定科目「ESD探究」がスタートしました。
まず始めに行う活動は「クリエイター体験講座」です。各クラス4人の班をつくり、班員で協力して『トランプを使って新しいゲームを創造する』という課題に1日がかりで取り組みました。
最初に個人のアイディアを集約し、意見をまとめます。入学したばかりの集団ですが、仲の良さ等に左右されず、述べたり、聴いたりする姿勢が見て取れました。
できあがったゲームは「四則演算を組み込んだもの」、「出たカードの数字と同じ文字数の名詞を述べるもの」、など実に様々なものが作られていました。
その後、他の班員に対してゲームの遊び方を説明し、実際に遊んでもらって、評価をしてもらいました。ゲームの最中は大変盛り上がり、年度初めのアイスブレイキングとしても有効でした。
これから取り組む様々な課題について、協力して解決する姿勢のよいモデルとなったようです。
ゲームの遊び方を説明しています 実際に遊んで評価します 先生も参加!みんな夢中です
令和2年度 第1学年「ESD探究」 地域探究活動
12月11日(金)に「社会の課題を知る・課題解決の方法を考える」ことを目標として、第1学年全員で企業訪問を実施しました。福岡市近隣の企業45社に協力いただき、班別で各企業を訪問(一部オンライン訪問)しています。施設見学・業務紹介だけでなく、事前課題として提示されていた内容について、準備した自分たちのアイディアを企業の方にプレゼンテーションし、アドバイスをいただく活動も行いました。初対面の大人の方に対して発表するのは、かなりの緊張もあったようです。
実施後のリフレクションシートには「自分の進路について真剣に考えたい」「教科の勉強が役に立っていることを感じ、もっと勉強を頑張ろうと思った」という感想が多くあり、普段の学校生活では知ることのできない世界に触れ、新たな気づきも多くあった様子がうかがえます。
学習内容を共有するために1月20日(水)には学年全体で発表会を行いました。様々な企業についての情報を得ることができ、社会の課題について、また課題解決の方法について、さらに多くのことを学ぶことができた様子でした。

西日本新聞メディアラボでの活動の様子 企業(Fusic)でのプレゼンテーション 発表会でのプレゼンテーション