福岡県立城南高等学校

スーパーサイエンスハイスクール

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令和2年度 海洋生物観察実習(令和2年8月17日~19日)

 8月17日~19日の3日間で海洋生物観察実習が行われました。本来であれば、山口県下関市にある水産大学校を訪ねて、海辺での実習を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、本校の実験室にて実施されました。オンライン会議システムZOOMを用い、水産大学校の先生方の講義を受けたり、実習で採集するはずだった海草や魚類を事前に送っていただいて観察等を行ったりしました。密を避けるために、アマモの観察の班と魚類の同定の班に分けて実施しました。

             

                    ZOOMを用いた質疑応答の様子

アマモとは海草の一種であり、アマモが茂る場所は多くの種の生物が生息している生物多様性に富む環境です。

アマモの観察の班では、アマモの葉や根の構造の規則性に注意しながらよく観察して、スケッチを行いました。平行脈の本数や鋸歯の有無を実体顕微鏡やルーペを用いて観察しました。アマモのことを知らない生徒がほとんどでしたが、実際のアマモに触れ、知れば知るほど興味が湧き、積極的に質問をしながら、観察を楽しんでいました。

 魚の同定の班では、観察のために魚をアルコールで化学処理したサンプルをよく観察し、フローチャートに従って魚の種名を調べる作業(同定)を行いました。準備していただいた魚類には、スジハゼ、アミメハギ、ヨウジウオ、オクヨウジ、ホソモエビなどがあり、魚の種類によっては、同定に必要な手順が多く、魚の部位を細かく観察し、1つの種を同定するのに2時間以上かかるものもありました。

       
    アマモの葉を観察している様子      観察する魚を選び、魚の種の同定を行っている様子

今回、現地での実習はできませんでしたが、水産大学校の先生方による多大なる準備やサポートによって、現地での実習内容に勝るとも劣らない充実した学習を行うことができました。全体を通して、生徒達の意欲的な活動の姿が見られ、海洋生物を観察するスキルや興味・関心を高めることができる大変有意義な実習となりました。

 

◇◇◇ 生徒の感想より(一部抜粋)◇◇◇

・今まで魚をみたときは魚だというひとくくりにしか見ていませんでしたが、魚やエビの同定を体験してみて特徴を細かい点から見つけていき、そこからどの魚か特定する楽しさに目覚めました。

・あらゆることが未知のことだらけであり、新鮮な感覚がした。自分が今まで知らなかったことを知る大切さや、知ることに対して貪欲な姿勢を持つことは自分を様々な方面で成長させることを実感した。

 

 

 

 

令和元年度 海洋生物観察実習(令和元年11月8日~10日・2泊3日)

 5つの班に分かれ、8名の班員が力を合わせ、テーマごとに調査・実験を行いました。
昨年指導していただいた先生や新しく参加してくださった先生とともに、充実した3日間を過ごすことができました。
3・4班は、練り製品の弾力をつくるものは何か、消化されやすい養殖飼料とはどのようなものかなど昨年度とは異なる、新しいテーマに取り組みました。昨年度と同じテーマの班は、昨年度の結果をさらに深化させ、考察を新たな観点から考えていました。

(1班)ドローン入門
(2班)汽水域の底生動物
(3班)魚肉練り製品の“足”を強くする方法は?
(4班)養殖飼料に適したタンパク質原料とは?
(5班)赤潮プランクトンの検出方法

第1日目
 大学の構内を案内していただき、実験や実習室を見学しました。その後、班毎に事前講義が行われました。事前指導として、使用する機材や用語を調べました。その学習を元に、しっかりと研究内容を学習することができました。
 

    

    

 

第2日目
 1班は桜島、2班は甲突川へ移動し調査を行いました。3~5班は水産学部の実験室にて、テーマに沿った実験を行いました。ホテルに戻った後の研修では、調査・実験を元に、研究発表の準備をどの班も一生懸命に行っていました。

 

    

 

第3日目
 午前中は研究発表用のポスター作成を行い、午後はポスターを用いて研究発表会が行われました。各班とも大学の先生方に助言していただき、自分達の手で実験し、作り上げた内容をしっかりと発表できていました。

 

     

この実習を元に、12月のSSH研究発表会、3月の海洋生物観察実習 研究発表会に向けて、より良い内容・発表に作り上げていきたいと思います。

 

 


 

平成30年度 海洋生物観察実習(平成30年11月9日~11日・2泊3日)

 

理数コース1年生が、鹿児島大学水産学部にて「海洋生物観察実習」を実施しました。

本年度は、5つの班に別れ、それぞれ以下のテーマで調査・実験を行いました。
(1班)ドローン入門
(2班)汽水域の環境と生物:海はどこまで?
(3班)鮮度で魚肉の色が変わるのはなぜ?
(4班)陸上閉鎖循環養殖:魚を健康に育てる方法
(5班)赤潮プランクトンの検出方法

第1日目
まず、大学の構内を案内していただき、加工工場や実験室を見学しました。その後、各班に別れ、事前講義が行われました。
高校での事前学習で調査したキーワードなどをもとに、ドローンの特徴・汽水域とは何か・ミオグロビンについて・養殖についての基礎知識・PCR法の内容など、調査に必要な内容をしっかり学習できました。

  


  


第2日目
1班は桜島へ、2班は甲突川へ移動して調査を行いました。3~5班は水産学部の実験室にてテーマに沿った実験を行いました。
調査・実験は1日がかりで行われ、終了後はデータ整理について学びました。

     


     


  


ホテル内でも、今日の調査データをもとに、グラフ化したり、研究発表の内容や構成をまとめたりと班全員で議論を重ね、明日の研究発表の準備を行いました。
教員の指導が入りつつも、基本的には生徒自身が、これまで学習した内容をもとに意見を交し合う場となり、例年になく活発な研修時間となりました。

  


第3日目
午前中は研究発表用のポスター作成を行い、午後はこのポスターを用いて研究発表会を行いました。
各班とも調査・実験した内容や結果・考察の書き方、口頭で説明する内容や話し方にも工夫が見られ、研究に対する熱意を感じることができました。

     


     


指導していただいた鹿児島大学水産学部の先生方やTAの方々にも評価していただき、たくさんのアドバイスをいただきました。
これをもとに、12月のSSH研究発表会、3月の海洋生物観察実習 研究発表会に向けて、より良い内容・発表にしていきたいと思います。



 

 

平成30年度 自然科学基礎講座

 

 「海洋生物観察実習」の事前指導として、鹿児島大学水産学部の山本智子教授にご講演いただきました。(平成30年9月18日)

 

研究の手順(仮説や検証・考察など)を例に、科学的な見方・考え方について詳しくお話いただき、11月の海洋生物観察実習での心構えや留意点がよくわかりました。

後半には、海洋生物観察実習で行うテーマ別の活動内容についてお話いただきました。本年度は、以下の5テーマに分かれて調査・研究を行います。
(1)ドローン入門
(2)汽水域の環境と生物:海はどこまで?
(3)鮮度で魚肉の色が変わるのはなぜ?
(4)陸上閉鎖循環養殖:魚を健康に育てる方法
(5)赤潮プランクトンの検出方法

 

意欲的な質問もあり、活発な講義となりました。

 

 

2017年8月24日 平成29年度海洋生物観察実習

 

 長崎大学水産学部と連携して、海洋生物の観察を行い、班ごとに異なる研究テーマについて、2泊3日で実験・検証するという、短期集中の課題研究を行いました。

2日目

 
 2日目の班別テーマ研究の様子。写真は、ウニの形態観察、卵・精子採取と受精の実習風景です。

3日目

 
 3日目の班別テーマ研究発表会の様子です。班毎に発表者を決め、他の班員は他班の発表の聞き取りを行っています。

 

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