１２月３日（土）に本校１、２年生の希望者で、九州大学の伊都キャンパスを訪問し、“サイエンスカフェin九大伊都キャンパス”に参加しました。イベントは、伊都キャンパスにある最先端有機光エレクトロニクスセンター１Fの『童夢カフェin OPERA』において、コーヒーやジュースなどドリンクを飲みながら、ゆったりとした雰囲気で行われました。

　九州大学大学院応用科学部門の石原達己教授や伊田進太郎准教授から、わかりやすいスライドを使用したり、例え話も交えてもらいながら、太陽のひかりと科学の役割について考えてみようという講義を受けました。その後、水素やエタノールを用いた燃料電池の実験を行いました。

　午後は再びカフェに移動し、太陽エネルギーを利用して、水を水素と酸素に分解する光触媒の有用性について、高度な内容の講義が行われました。その後、色素増感型太陽電池を作成し、発電効率を測定する実験を行いました。

　サイエンスカフェは終始和やかな雰囲気で、昼食も石原先生や伊田先生、大学生の方々とともに歓談しながらいただき、大学での生活をリアルに体験するよい機会となりました。
　本校では、２年生理系生徒及び１年生全員をＳＳ研究会会員と位置づけており、科学に関して興味関心が強い生徒を幅広く集めて、多彩な体験的課外活動にも取り組ませ、正課授業以上に主体的に学習する意欲を刺激することを目的として組織しています。
　参加した生徒は実験実習を含めた体験的な活動をして頂き、ＳＳ研究会会員は充実した半日を送ることができました。