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　本校では、学校設定科目として「ＳＳ地球科学」という特色ある科目を設定しています。「ＳＳ地球科学」では、自然界の現象を物理現象から細胞の活動に至るまでエネルギー変換を伴う相互作用として捉えさせ、地球環境を身近な事象だけでなく、生物的環境から非生物的環境まで幅広く扱うことにより、科学的なセンスとグローバルな視点で捉えることを促し、地球的問題の解決に挑戦する主体性を育成することを目的としています。

　その一環として、10月29日から31日にかけて、地球環境問題、特に気球温暖化に関する特別講座が実施されました。

　福岡大学環境未来オフィスの守田治教授を講師としてお招きし、1年生を2クラスずつに分け、計5回の講演をしていただきました。講演のテーマはそれぞれ以下の通りでした。

・「生命進化と地球大気の進化」（１・６組）

・「地球温暖化」（５・８組）

・「気候変動」（３・７組）

・「地球温暖化の影響」（２・４組）

・「気候調整の試み－人工降雨－」（９・１０組）

講演の中では、最新の高度な情報を提供していただき、地球温暖化に関する認識を深める絶好の機会となりました。

生徒の中には、「もっと地球温暖化の原因を調べたい」、「もっと様々な環境問題について考えたい」、「将来、環境問題の解決に携わるような仕事をしたい」といった感想をもつ生徒が数多くおり、科学に対する関心を高め、自分の進路を見つめる時間となりました。