2学期 プログラミング・機械学習
2学期からプログラミングが始まりました。2学期はプログラムの基本文法と機械学習による『分類』と『回帰』を予定しています。
<プログラムの実行と基本文法>
1学期に学習したアルゴリズムの基本構造をプログラムで実行するところから始めました。初めてのプログラミングに悪戦苦闘しています。エラーメッセージを見ては,どこが間違っているのか懸命にプログラムの修正(デバッグ)を行っていました。

教えあいながら理解を深めていきます

数学科の先生からのアドバイス プログラムを入力している様子
情報は全ての授業を情報科教員と数学科教員の2名(TeamTeaching)で行うため,実習中のつまづきにも個別に対応しています。
<プログラムの実行環境について>
プログラムの開発環境の準備には『Anaconda』をインストールしました。昨年度は実行環境(エディタ)に『Spyder』を使用しましたが,今年度は『Jupyter Notebook』を利用しています。生徒にとって利用しやすく,教員にとって指導しやすい実行環境はどのような環境なのか模索しています。
<Pythonでのプログラミングについて>
本校では,これまでVBAでのプログラミングを長年行ってきましたが,昨年度からPythonに変更しました(昨年度はSS情報統計2年生で実施)。Pythonは書きやすく,読みやすい言語であり,ライブラリの活用により複雑な課題に対しても容易にプログラムを記述することができるという特徴があるからです。理数DSでは,Pythonで人工知能の基礎技術である機械学習に取り組んでいきます。生徒達が機械学習を利用した問題解決に興味・関心が持てるよう取り組んでいきたいと考えています。