令和5年6月21日(水)13:30~15:15の日程で第3学年「理数ゼミ・ESD探究」発表会をポスターセッション形式で実施いたします。また、代表班の発表につきましては後日アーカイブ配信を行います。
学校設定科目「理数ゼミ」:自然科学・情報工学分野の課題研究(12班)
学校設定科目「ESD探究」:文理融合型の課題研究(90班)
実施いたします。 ご参観をご希望の方は、下記案内文書をご覧の上、お申込みください。
第一薬科大学主催 第2回高校生サイエンス研究会 奨励賞受賞!
令和2年6月に行われた第一薬科大学主催オンライン発表会にて、第3学年理数コースの研究「沸騰をもっと簡単に!」が“奨励賞”を受賞しました。
他県のSSH校も併せて13校が参加し、全部で71の研究が発表されました。その中の優秀な発表5つが“奨励賞“です。
研究内容はもちろん、「生徒自身の言葉で発表していること」、「研究に対する誠意と熱意が十分に感じられること」を、高く評価していただいたようです。
「沸騰をもっと簡単に!」研究メンバー 代表発表者(理数コース3年 仲川壮哉)
第一薬科大学主催 高校生研究発表にて オンライン研究発表
令和2年6月23日(火),26日(金)の日程で、第一薬科大学主催の「高校生研究発表会」が行われました。この発表会は、福岡県の高校だけでなく、他県の高校も参加する大規模なものです。昨年度は研究ポスターでの発表でしたが、本年度はZoomを用いたオンライン発表で行われました。本校からは理数コースだけでなく、多くの生徒が意欲的に発表に参加し、18タイトルという発表数は参加校の中でも群を抜いていました。発表者と研究タイトルは以下の通りです。
【ESD課題研究】(授業部門)
権藤さくら 「ホラー音楽の人を怖がらせる要素について」
岩永莉彩 、松浦里桜「視覚、聴覚、嗅覚で最も涼しく感じるのはどの感覚か。
また、嗅覚で最も涼しく感じるにおいは?」
真鍋花音 「人の目をひく画像の規則性とは。」
糸川愛朋子 「塩vs植物~塩害のボーダーを探る~」
立石有希菜 「よく消える黒板の消し方と材質は何?」
梅原怜花、大浦寧々 「プラバルーンを音の力で割るには」
【物理部】(部活動部門)
古本裕太郎 「人工的な下降気流によるドローンへの影響について」
【理数コース2年】(授業部門)
船木野杏、松田綾音 「魚肉練り製品の“足”を強くする方法は?」
杉谷美柚、山下寧々 「赤潮プランクトンの検出方法」
【ESDセミナー】(課外活動部門)
清水たいら、室原一仁「屋久島における植生と土壌微生物の関係」
【理数コース3年】(授業部門)
若狹李玖 「ルビー&サファイア~蛍光X線による元素分析~」
松田知紘 「磁石における表面の模様と結晶の向きの関係性」
仲川壮哉 「沸騰をもっと簡単に!」
尼田優河 「ダイヤモンドを表面修飾し溶媒との親和性を検討する」
福山大志 「Dy粒界拡散による保磁力の変化」
白石順也、杉浦孝明 「回折による転移の見え方の違い」
上川路孔元 「小型風力発電機による発電効率の研究」
水上莉菜 「高エネルギー粒子が彩る宇宙」
大学の先生方に直接聴いていただき、たくさんのご指摘やアドバイスをいただくことができました。発表生徒は「とても緊張したし、たくさん質問されたけれど、一生懸命伝えることができて良かった。褒めていただくこともあり、とても嬉しかった。」と感想を述べていました。
令和元年度SSH事業研究発表会
令和元年12月12日に公開授業を含むSSH事業研究発表会が行われました。
【日程】11:55~12:45 公開授業(4限目)
13:30~14:50 全体会(全員参加)
15:00~15:50 ポスターセッション
今年度も4時間目に1,2年生で公開授業を行いました。1年生は各教科・科目(国語・数学・英語・社会・家庭科・SS情報統計・SS地球環境・SS地球科学)、2年生はESD課題研究について参観が行われました。2年生のESD課題研究は1月の中間発表会に向けて、調査内容のまとめと発表練習を行いました。
公開授業後の全体会では、以下の内容で生徒発表が行われました。
〇理数コース事業1年「海洋生物観察実習」報告
〇理数コース2年「先端技術体験講座」
『ダイヤモンドを表面装飾し、溶媒との親和性を検討する』
〇理数コース3年「理数ゼミⅡ」
『The flower pattern on the magnet ~the relationship between
the pattern on the magnet and the magnetization directions』
〇ESD課題研究 「ESD課題研究」経過報告
〇ESDセミナー報告
〇SS研究会
SS物理研究会『人工的な下降気流によるドローンへの影響』
SS化学研究会『pHの変化が与える酸化還元反応の終点への影響』
SS生物研究会『植食性昆虫の体内より得られた菌類による紙分解性について』
全体会の生徒の感想をみると、「授業で習った内容が出てきて聞きやすった。」「去年はわからなかったところがよくわかるようになっていて、自分の成長を感じた。」「ESD課題研究は私たちの研究の反省が改善されていて、ちゃんと引き継がれているのだなと感じた。」「発表を聴いて、自分なりのアイデアも考えてみた。」等、生徒それぞれに還元できている様子がうかがえました。
また、全体会終了後に理数コース1年・2年とSS研究会、ESDセミナーの研究発表(計20テーマ)がポスターセッション形式で行われました。本年度も、他県のSSH校・福岡県内の高校・中学校の先生方等、約80名の方に参加していただき、課題研究についてのアドバイスをいただきました。
来場者のアンケートからも「公開授業の様子から、グループワークや生徒に考えさせるような発問を多く取り入れている先生がおり、日頃から生徒の思考力や表現力を養っているなと感じました。」「子どもたちが色々なことに疑問や興味をもって取り組んでいることがよくわかりました。」「課題設定が厳密であり、意義も明確なものが多く、そこが研究のレベルに反映されているのが分かりました。」「パワーポイントやポスターを用いた表現力というものがとても高く感じました。特にSS研究会の資料は見やすかったです。」等の意見があり、生徒の頑張りとともに、本校独自のSSH事業を広く知っていただく良い機会になりました。